Aカテゴリー(6年生)活動報告_211114

<Aカテゴリー6年大橋コーチ>
通常の活動報告だとカテゴリー別で報告してございますが、先週末においては「千葉県ラグビースクール選手権2021」へ学年別にて参加したこともあり、本投稿においては6年生に対する記事を掲載したいと思います。

「千葉県ラグビースクール選手権2021」関係者の皆様、コロナ禍における開催企画、運営準備、実施判断等、数えきれないほどのご苦労をなされたと推定します。 大変な状況の中、子どもたちのためになんとか開催にこぎつけていただいた皆様のご苦労にまず感謝いたします。ありがとうございました。
試合をさせていただいた、京葉ラグビーフットボールクラブ、印西ラグビースクールの皆様、いずれも選手たちのたゆまぬ成長に影響を与えるような好試合となり、本当にありがとうございました。
二試合終わったのち、保護者の皆様にも含めて、感謝のメッセージがありました。 2021年度の6年生はこれまでにないような大所帯のチームとなり、試合当日のスターティングメンバ―9人以外にも皆さん全員の力があったからここまで成長できた、という状況です。 また、今後の下級生に対する見本となるような大所帯でのチーム運営、みんなで協力して成長をできてきた姿には感動を覚えました。

以下、選手向けとして、少しトーンを変えて記載します。

〇6年生選手の皆さんへ
長い選手では6年間以上、一つ小学部の大事な大会である「千葉県ラグビースクール選手権」への挑戦が終わりました。 強豪、京葉さんの前に、果敢にチャレンジしていきました。 春に敗れたブレイクダウン、ブレイクダウンで負けるからオフサイドラインを下げられる、そうした反省点を踏まえて好敵手の高い壁に臨みました。 観客の物凄い声援もあり、朝早い一試合目からのキックオフからの集中力のある攻撃、皆さんの成長を強く感じました。

やりたいラグビーへ意識合わせをして、意思統一すれば、こうして強豪相手においても、攻め切ってトライまで取り切れる力をみなさんは持っている、ということを、コーチ陣、強く確信しました。

一方、試合後にデータも交えてお伝えしましたが、次なる課題は、皆さんが口々に言っていたディフェンス面です。タックルの精度です。
「アップが出来ていない」「アップが出来ていないから相手に考える時間と考えるスペースを与えてしまっている」「トライ取られたらアップが出来なくなって、さらにやられた」

中村代表のお言葉を借りれば、『突き刺さるようなタックルができるメンバーを育ててほしい』だそうです。

最近、大橋コーチは、B級コーチというコーチの資格にチャレンジしており、その教科書に 『プレイヤーセンタードなコーチング』という説明があります。 『プレイヤーセンタードなコーチング』においては、選手が何を考え、どうしたらよいかというところを引き出し、そこに適切なアドバイスをしてあげること、適切な考える場を与えてあげること、そういうことです。

みんなは、何をしなければならなかったか、次にどうしていけば勝てるようになるのか、ということを考えて、発言できるようになっています。 選手たちで、どのような練習をしていきたい、などコーチに提言してくれていいんです。
ディフェンスの練習は、オフェンスよりつまらない、ということもあるかもしれません。 しかしながら、みなさんの口から 「次にはここを直していきたい」という言葉がたくさん聞かれたことから、コーチは、その想いに従ったメニューを組んでいきたいと思います。

一方、印西戦には、ケガのメンバー以外、全員が出られてよかったです。 選抜メンバーのみでできるスポーツでもなく、みんなが楽しそうにボールを持って走り、タックルし、成長していってくれていることをうれしく思います。 そして、きちんとタックル成功率はデータとして上がった、その事実も素晴らしいと思いました。

さて、今後、カップ戦が続く季節となりました。 精一杯成長できるようコーチもがんばりますので、選手の皆さんも悔いのないように一つ一つ出し切りましょう。

 

<保護者の皆様>
コロナ禍の中、開催が不安視されました 「千葉県ラグビースクール選手権」へ多くの方々にご参加いただきありがとうございました。 また、ご父兄様の応援は千葉県を代表するスクールとして、本当に力になりました。会場で一番の応援であったのではないかと思っております。
これからカップ戦が続いていくことになります。 一つ一つの練習や試合から、より多くのことを選手に気づかせてあげられるよう、コーチ陣としてますます精進していきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。​