Aカテゴリー活動報告_210516

<Aカテゴリー 5年山部コーチ>

無意識の領域

時折小雨が降る中17名が参加してくれました。

練習中コーチがお話ししている事と真逆な内容になります。
今練習で取り組んでいる基礎スキル(技術)があります。
・ステップ
・キャッチとパス
・キック
・トライラック
・オーバー(ハンマー)
・タックル

それぞれの練習でポイントを言ってますよね。
例えば当たって→トライラック
①頭を下げない
②ボールを相手から遠ざけてしっかり持つ
③踏み込んでしっかり当たる
④勢いを殺さずドライブ(前進)
⑤「寝ろ!」や「ラック」の声でトライラックの準備
⑤左右に身体を振りながら低い姿勢を保ち膝→肘の順番に倒れ、ボールの真上に倒れトライラックの状態を保つ
⑥味方のオーバーをかわしながら、180度身体を反転し、味方側に「ダウンボール!」と大きな声で伝える
⑦SHがボールに触るまで相手に取られないようにしっかりボールを押さえる。

ざっとマニュアル(手順)を書くとこんな感じです。

みんなは①〜⑦を意識しながら練習しています。
コンタクトバックが相手の時にはたいていの子はしっかりできています。
それは意識しているからです。
逆を言うと意識して取り組まめない子はいつまで経ってもできません。

では試合中は如何でしょうか?

6対6でやったコンタクトゲーム、そのあとの紅白戦タックルに来る選手にしっかりトライラックできてましたか?ボールを持ち込んでも相手にターンオーバーされませんでしたか?

原因は反復が足りず無意識の領域に到達していないからです。

よくある例えですが、
皆さんは自転車に乗っていますが、
①身体のバランスをとって
②ハンドルを握って
③ペダルを漕ぐ
④前を見る
⑤止まる時はブレーキをかける

最初は①〜⑤を誰かに教わりながら、繰り返し挑戦していたのではないかと思います。
普通に乗れる今、四六時中①〜⑤を考えながら運転していますか?
皆さんにとって自転車に乗ることは、既に無意識の領域となっているのです。

成長のスピード度は当然個人差はありますが、繰り返していけば、何かのきっかけでできるようになります。
まずは毎晩、布団に入る時にトライラックを意識して5回やってみましょう。

皆さんの成長がこれからも楽しみです。

 

<御父兄の皆様>

いつも暖かい声援ありがとうございます。
今週末も土曜日・日曜日と活動日となり、また遠征となります。
日曜日の成田中台運動公園は成田駅から徒歩10分の所にあります。早朝からとなりますが、是非参加お待ちしております。

ENJOY RUGBY!