中学部活動報告_211016-17

<中学部活動報告 大橋コーチ>

先週までの久々の試合を終え、今週は土日とも麗澤グラウンドでの練習となりました。 いつもグラウンドをお貸しいただいている麗澤中学・高校の皆様に感謝です。
土曜日午後は好天での練習となりましたが、日曜は雨天となり、さらに降雨が激しくなって練習を早めに切り上げることになりましたね。 季節の変わり目の雨天となり、急激に寒くなりました。
そんな中、千葉県代表U15のメンバーも麗澤グラウンドで練習をしており、彼らの集中力や練習に対する姿勢などを間近で見られることはU14のメンバーにおいてもよい刺激となったのではないでしょうか。

 

土曜日の練習においては、コロナワクチン接種や中間テストの試験準備等もあり、参加メンバーはあまり多くはございませんでしたが、それこそコロナ禍での判断もあって長期間練習から離れたメンバーも復帰したりで、なかなか中身の濃い練習ができたと思っています。

私事で恐縮ですが、大橋コーチは「日本ラグビー協会認定 B級コーチ」という資格に現在チャレンジしていて、事前課題などを取り組んでいるところです。 その事前課題の中に『コーチングアプローチ』という章があり、その中のコーチングスキルの中にAsk(問いかける)というアプローチがあり、ここで下記紹介します。

問いかける Ask(アスク)
問いかけを用いながら、プレーヤーが自分で答えを出せるように導く。アウトプットさせることでスキルを定着させる。

せっかく学んだので現場で活かそうと、一つのセッション練習前に、きちんとその練習の目的とかキーファクターと呼ばれる特に注意することをTell(テル)して、プレイ後に時々「どうだった?」「どこがどうだった?」とインタビュー形式で聞いて回ってみました。 プレイヤーのみなさんも、口に出すことによって、どこまではわかっていて、どこまでは言語化できるレベルで、どこはいまいち腹落ちしてないか、より考えられるようになったのではないでしょうか。

また、ほかの選手が発言するのを聞いて「あぁなるほど、そういう考え方もあるのか」とか「あいつはそこがわかってないんだ」とか、ひょっとしたら「俺はその部分はわかってるぜ、ふふん」みたいなことがあったかもしれません。 これが今後、選手同士で確認し合って高めていける、という形に発展していったら、より良いですよね。

コーチは皆さんが成長していくサポートしかできないのだから、みんなでお互いに高めあって、これからもどんどん成長していこう!